ブログ - 20110502のエントリ
まずは、部品の制作です。
肉盛りをしたい所はこの溶接機、MIG(ミグ)溶接機です。
半自動溶接機とも言います。
先っちょからワイヤーが「ドンドコ、ドンドコ」出てきます。
「バチバチバチー」と溶接です。
部品作りは、この溶接機を使う事が多いです。
それに対して、肉盛りをしたくない、盛ると邪魔になる所は、
このTIG(ティグ)溶接機を使用します。
部材と部材を溶かしてくっつけるのです。
「パチィ、ピュー、パチィ、ピュー」と溶接です。
部品の組み立てに使う事が多いです。
左が、MIG(ミグ)溶接で、右がTIG(ティグ)溶接です。
見えますー。
左が、「バチバチバチー」で、右が「パチィ、ピュー、パチィ、ピュー」です。
完成時の仕上がりと、強度をイメージして使い分けをします。
「バチバチバチー」と「パチィ、ピュー、パチィ、ピュー」です。
今日は、天気がいいので外で切断です。
ドイツ式吹管、これ「ガス切断機」ともいいます、小さい癖によく働きます。
厚物はこれで、チョキチョキ。
厚さ3cmくらいの鉄板までならこいつで切れます。
先日、すこしおうちゃくをして高い台の上で丸棒をこやつで切断。
落ちた丸棒が私のももにヒット。
1535度で融解した鉄はもはや服を着ていないも同じ。
トム&ジェリーのトムの気持ちがよくわかりました。
おうちゃくは「敵」です。
そう言えば、昔こんなこともありました。
切断したばかりの鉄板に肘を乗せたのです。
「よしゃー、切り終わったでー。」その直後、何を思ったか、疲れた体を
そこにあずけたのです。
肘を乗せるのに丁度良い高さだったのです。
おかげで、立食用カウンターの高さを体で覚える事ができました。
ちなみに、切断機の先っちょ(火口)からは、2200度の火が出ていると
言われています。