ブログ - 201105のエントリ
モンステラ 黒錆仕上げ
モンステラ 蜜蝋仕上げ
モンステラ クリヤー塗装
銀杏 黒錆仕上げ
銀杏 蜜蝋仕上げ
銀杏 クリヤー塗装
ひいらぎ 黒錆仕上げ
ひいらぎ 蜜蝋仕上げ
ひいらぎ クリヤー塗装
双葉 虫食い 黒錆仕上げ
虫食いでない物もございます。
双葉 蜜蝋仕上げ
虫食いの物もございます。
双葉 クリヤー塗装
虫食いの物もございます。
重さは、モンステラ : 約130g
銀杏 : 約90g
ひいらぎ : 約90g
双葉 : 約85g です。
もっと重た物がご希望であれば裏に「鉄」を埋め込みますのでご相談ください。
大きさは、こんな感じです。
¥2,900- (税込価格) 全て同じ価格です
仕上げの種類につきましては、ブログカレンダー2011年5月10日の
防錆の話をご覧ください。
防錆の話を少し。
「真っ赤かにさびちゃった。」の赤茶色をしたさびは、全部ではありませんが、
大体、物質名「酸化鉄(Ⅲ)」 化学式Fe2O3 と言う物です。
赤く染まった鉄もそれはそれで、いい感じではあります。
しかし、この錆はどこまでも浸食を進め、鉄を「バラバラ」にしてしまいます。
これも、自然の摂理でそうならないと困るのではありますが、
お家の中にある鉄が全部「バラバラ」になるとさらに困ります。
そこで、防錆加工例をいくつか紹介させて頂きます。
蜜蝋(みつろう、ミツロウ)仕上げ
蜜蝋は、ミツバチさんが「せっせ、せっせ」と蜜を運んだ時に、蜂の巣に残る
副産物ですから、完全にオーガニックで無害です。
加工法は、長くなるのでまたにして。
蜜蝋で仕上げると、なかなか良い光沢が出て、美しく仕上がります。
当然、蝋で覆いかぶすので酸化を止め錆びにくいです。
しかし、欠点もあります、蝋を塗っているため熱に弱いのです。
よく日の当たる場所や、ストーブ、暖炉の近く、また、電球などで高温になる所
(40度くらいで軟化し始め70度くらいで溶けてしまいます)では使用できません。
それ以外の屋内ではいい感じなのでおすすめです。屋外は無理です。
黒錆(くろさび、クロサビ)仕上げ
黒錆仕上げとは、赤錆を黒錆に転換させる加工です。
黒錆は「酸化鉄(Ⅱ,Ⅲ)」 化学式Fe3O4 と呼ばれるもので、赤錆と違い一度
転換するとそれ以上酸化をしません。ですから、浸食をして「バラバラ」に
なったりしないのです。
黒く見えるのは、お茶や柿渋に入っている「タンニン」ですから無害です。
しかし、転換材がF☆☆☆☆になっているので、完全に無害かどうか?
錆が促進をしないので、屋外でも使用できます。
クリアーラッカー塗装
鉄の表面の黒皮(鉄を高熱で加工した時出来る皮膜です)を磨き取って、
錆びないよう塗装した物です。
塗料には大体F☆☆☆☆と書かれています、ホルムアルデヒドが出ていると
言うことです、しかし、フォースターであれば人体には影響がないとされています。
これが有害なら、塗料、ボンドから何やら、何も使えませんものね。
だが、「有害」です。
「矛盾」してます?
仕方がないのです、他にないですから。
ちなみに、鉄の塗装加工は屋外では特に風雨、紫外線等にさらされ塗料の
劣化が進みます、すなわち定期的な塗り直しが必要と言うことです。
ステンレスは、錆びにくいので防錆加工は致しません。
防錆には、この他にも色々ありますが(ウレタン、コールテン鋼を使うとか)、
代表的な物を紹介させていただきました。
長々と読んで頂きありがとうございました。
IT作業等用の奥行600mmのデスクです。
丸棒は少し浮かせてあります。
アジャスターを取り付ける事も出来ます。
奥には振り止めを付けてあります。
スチール脚の場合触れとの戦いなのです。
2重になっているのでこの程度の火打で済みますが三角形(トラス)は大事です。
鉄のしなりがテーブルの場合邪魔をするのです。
デザインとの駆け引きですね。
仕 様
幅1,800mm×奥行600mm×高さ680mm(アジャスター装着時687mm)
木部 天板 ・・・ タモ集成材30mm厚 オスモ仕上げ
鉄部 スチール脚 ・・・ 19mm角パイプ 9mm鉄無垢丸棒等
下塗り : エポオール
上塗り : Vトップ つや消し黒
¥79,000- (税込価格)
T様、長らくお待たせいたしまして申し訳ございません。
ついに、ITデスク完成いたしました。
脚には柔らかい木目の飫肥杉を組み込んであります。
こんな事が出来るのも鉄ムレームの特権です。
末長くご愛用頂ければと存じます。
T様のご好意で、価格を載せることが出来ました。
左の、制作事例・テーブル・デスクからどうぞ。
(ITデスク、ITデスク 2 と2種類似たような物があります、お間違えなく。)
過去の制作品です。
和紙を貼り付けた、キューブ型の照明です。
電気をつけると、サイコロの目が浮かび上がります。
在庫の和紙に限りがあります。
お問い合わせは、お早めにお願いいたします。
以外に早く乾き、下塗りにサンドペパーをかける事が出来たので上塗り完了です。
暖かくなって来たと言うことでしょうか。
やっぱり、つや消し黒はいいですね。
落ち着いた重みのあるいい色です、鉄に「ぴったり」私は大好きです。
また昔の話なんですけど、塗装する時手にいっぱいペンキを付け「ベトベト」
しかも、「遅い」、「塗り残しはある」。
この、3最悪条件がそろえばいい物が出来る訳がないです。
今では、塗り終わった後「おにぎり」が食べられます。
「習うより、慣れろ。」ですね。
ちなみに、「おにぎり」食べる前にもちろん手は洗いますけど。
ITデスクは、乾き待ちなので葉っぱ作りの続きです。
グラインダーの入らない所は、このエアルーターで「バリ」取りです。
「バリ」とはわかりやすく言えば、鉄を切った後のトゲトゲです。
もっとわかりやすく言えば鉄の「すいばり」です、これは広島弁なので余計に
わかりにくいかもしれません。
ちゃんと取っておかないと手が切れてしまう事があります。
そこで、ちゃんと取れているか素手で確かめます。
「血」が出れば取れていない証拠です。
嘘です。
取れているのをよく確認して、まだ引っかかりがないか確認します。
引っかかりが残っていればグラインダーを軽く当てます。
今日はここまで。
細かい葉っぱ制作作業がまだ続きますが、
以外に早くITデスクの塗装が乾きそうなので。
明日、上塗り塗装が出来るかも?
T様、待っていてください。
T様、遅くなって申し訳ありません。
3日間、呑気に休ませて頂きました。
今日、下塗りを終わりました。 (エポオール)
しかし、乾くまで最低2日は触れません。
仕様では乾くと書いてあっても場所によっては、私のクルクル指紋がつくのです。
ですから、今日は葉っぱたちのつづきを作ります。
アイアンウッドチェアの埋木の下には、「M4のボルトとナット」が隠されています。
埋木をすれば締め直すことが出来ません。
どのくらいで締めればよいのか?
あまり締めすぎるとちぎれてしまいます。
この位のめり込み方が理想的です。
そこで、手製の「M4用トルクレンチ」を作りました。
文字通り「ここまで」を超えると、ちぎれてしまいます。
私の必需品です。